杜の街プラザ2 階にあるパブリックアートラウンジ「Le Metté Adeline ( ルメテ アデリン)」

杜の街プラザ2 階にあるパブリックアートラウンジ「Le Metté Adeline (ルメテ アデリン)」

杜の街のシンボルとなるアート、杜の街の空間デザイン

本ラウンジでは、今後の活躍が期待される若手アーティストを領域横断的に紹介しさまざまな人々を結びつけていきます。地元である瀬戸内で活躍するアーティストを発掘し、国内外へ向けて広く発信することで、岡山の芸術文化を育成していきます。 また、アートに特化したパブリックスペースとして、職・住・商があつまる杜の街の魅力を活かしながら、作品たちが地域の生活へゆるやかににじみ出ていくような空間をデザインしました。
アートラウンジのデザイン(および初回展示のアートディレクション)は、名和晃平が主宰する Sandwich が担当。

ART LOUNGE PROJECT #7 : IT IS ALIVE !


参加アーティスト:
•秋山あいれ (Aire AKIYAMA)
•神谷徹 (Toru KAMIYA)
•國分莉佐子 (Risako KOKUBU)
•高尾岳央 (Takehiro TAKAO)
•沼田侑香 (Yuka NUMATA)
•邑木一翔 (Kazuto MURAKI)
•山部杏奈 (Anna YAMABE)
•ロッタ (Lotta)
•和田直祐 (Naosuke WADA)

「ART LOUNGE PROJECT #7:IT IS ALIVE!」 は、現代日本のアーティスト9名によるグループ展です。

『イット・イズ・アライブ!(IT IS ALIVE!)』は、その名の通り、生命や存在に宿る衝動をひとつのキーワードとしています。
本展において作品は、単なる静的なオブジェではなく、呼吸し、動き続ける存在として提示されます。絵画や映像作品は、完成された形にとどまらず、常に変化し続ける表現の一端として立ち現れます。
観客は作品を通じて、絶え間なく流動するエネルギーや気配を感じ取り、それぞれに解釈を広げることができるでしょう。

作品群はそれぞれに異なる視点や技法を反映しながらも、共に「生きていること」を示唆するような力を放ち、展覧会全体に独自のリズムと厚みを与えています。

アート作品を観る

※Le Metté Adeline(ルメテ アデリン) のサイトにリンクします

Le Metté Adeline空間デザイン Sandwich Inc.

彫刻家 名和 晃平 Sandwich Inc. 代表/京都芸術大学教授

名和 晃平

Sandwich Inc. 代表/彫刻家/京都芸術大学教授

プロフィール

1975 年生まれ。京都を拠点に活動。2003 年京都市立芸術大学大学院美術研究科博士課程彫刻専攻修了。2009 年「Sandwich」を創設。
名和氏は、感覚に接続するインターフェイスとして、彫刻の「表皮」に着目し、セル ( 細胞・粒 ) という概念を機軸として、2002 年に情報化時代を象徴する「PixCell」を発表。生命と宇宙、感性とテクノロジーの関係をテーマに、重力で描くペインティング「Direction」やシリコーンオイルが空間に降り注ぐ「Force」、液面に現れる泡とグリッドの「Biomatrix」、そして泡そのものが巨大なボリュームに成長する「Foam」など、彫刻の定義を柔軟に解釈し、鑑賞者に素材の物性がひらかれてくるような知覚体験を生み出してきた。
近年では、アートパビリオン「洸庭」など、建築のプロジェクトも手がける。2015 年以降、ベルギーの振付家/ダンサーのダミアン・ジャレとの協働によるパフォーマンス作品「VESSEL」を国内外で公演中。2018 年にフランス・ルーヴル美術館 ピラミッド内にて彫刻作品「Throne」を特別展示。