杜の街プラザ2 階にあるパブリックアートラウンジ「Le Metté Adeline (ルメテ アデリン)」
杜の街のシンボルとなるアート、杜の街の空間デザイン
本ラウンジでは、今後の活躍が期待される若手アーティストを領域横断的に紹介しさまざまな人々を結びつけていきます。地元である瀬戸内で活躍するアーティストを発掘し、国内外へ向けて広く発信することで、岡山の芸術文化を育成していきます。 また、アートに特化したパブリックスペースとして、職・住・商があつまる杜の街の魅力を活かしながら、作品たちが地域の生活へゆるやかににじみ出ていくような空間をデザインしました。
アートラウンジのデザイン(および初回展示のアートディレクション)は、名和晃平が主宰する Sandwich が担当。
ART LOUNGE PROJECT #5 2024年12月21日~2025年3月31日
THE ENDLESS BACKYARD
•岩崎 奏波(Kanaha Iwasaki)
•川本 実果(Mika Kawamoto)
•木浦 奈津子(Natsuko Kiura)
•松田 ハル(Haru Matsuda)
•三浦 光雅(Koga Miura)
•澤田 光琉(Hikaru Sawada)
•佐藤 真優(Mayu Sato)
•関根 直子(Naoko Sekine)
•フカミ エリ(Eri Fukami)
「ART LOUNGE PROJECT #5:THE ENDLESS BACKYARD」は、現代日本のアーティストたちによるグループ展です。
『ザ・エンドレス・バックヤード』(The Endless Backyard) は、無限の想像力と可能性を広げる場所を象徴しています。
裏庭(バックヤード)のように、親しみやすく、⾃由に探検できる空間です。この展覧会では、アーティストたちの無限の創造の世界が広がっています。
彼らの作品は、伝統と現代、個人の内面と社会的な問題を織り交ぜながら、観る人々に無限の可能性を感じさせます。
参加アーティストは、岩崎奏波、川本実果、木浦奈津子、松田ハル、三浦光雅、澤田光琉、佐藤真優、関根直子、そしてフカミエリといった、現代日本の多様な視点を持つアーティストたちです。
それぞれが異なるアプローチで、観客に新たな視覚的体験を提供します。
"ART LOUNGE PROJECT #5: THE ENDLESS BACKYARD" is a group exhibition featuring contemporary Japanese artists.
The title “The Endless Backyard” symbolizes a space of imagination and endless possibilities.
Just like a backyard, which feels both personal and open to exploration, this exhibition provides an insight into the boundless creative worlds of each artist.
Their works blend traditional and modern elements, addressing both personal and societal themes, and invite viewers into a realm of infinite possibilities.
The participating artists include Kanaha Iwasaki, Mika Kawamoto, Natsuko Kiura, Haru Matsuda, Koga Miura, Hikaru Sawada, Mayu Sato, Naoko Sekine, and Eri Fukami.
Together, they offer diverse perspectives from the contemporary Japanese art scene, presenting new visual experiences through their distinct approaches.
アート作品を観る
※Le Metté Adeline(ルメテ アデリン) のサイトにリンクします
Le Metté Adeline空間デザイン Sandwich Inc.
名和 晃平
Sandwich Inc. 代表/彫刻家/京都芸術大学教授
プロフィール
1975 年生まれ。京都を拠点に活動。2003 年京都市立芸術大学大学院美術研究科博士課程彫刻専攻修了。2009 年「Sandwich」を創設。
名和氏は、感覚に接続するインターフェイスとして、彫刻の「表皮」に着目し、セル ( 細胞・粒 ) という概念を機軸として、2002 年に情報化時代を象徴する「PixCell」を発表。生命と宇宙、感性とテクノロジーの関係をテーマに、重力で描くペインティング「Direction」やシリコーンオイルが空間に降り注ぐ「Force」、液面に現れる泡とグリッドの「Biomatrix」、そして泡そのものが巨大なボリュームに成長する「Foam」など、彫刻の定義を柔軟に解釈し、鑑賞者に素材の物性がひらかれてくるような知覚体験を生み出してきた。
近年では、アートパビリオン「洸庭」など、建築のプロジェクトも手がける。2015 年以降、ベルギーの振付家/ダンサーのダミアン・ジャレとの協働によるパフォーマンス作品「VESSEL」を国内外で公演中。2018 年にフランス・ルーヴル美術館 ピラミッド内にて彫刻作品「Throne」を特別展示。